欧文印刷スタッフブログ

http://obun.typepad.jp/

Home
  • アーカイブ
  • プロフィール
  • 購読

2019/01/23

ボードマーカーのイレーザーってどうしてます?

こんにちは、KJです。

ホワイトボードマーカーのイレーザーが汚れてきたとき、皆さんどうしてます?
たぶん、大部分の人が汚れが気になっていてもそのまま使っているのではないでしょうか。

私自身、イレーザーを新しいのに変えたいと思い文房具店で探してみましたが、フェルト部分のみが販売されているのを見たことがありません。

ではボードマーカーのメーカーさんの対応はどうなっているでしょうか。
「nu board」には「PILOT ボードマスターS 極細」が添付されています。
パイロット社のホームページを見ても交換用のカートリッジは掲載されていますが、イレーザー(フェルト)らしきものは見当たりません。

一体どうすれば・・・・

ここで私が提案したいのは、イレーザーの向きを変えて本体に装着しなおす方法です。
ひょっとするとボードマーカーをよく使うかたはすでに行っているかもしれません。
とても簡単な方法です。

まず、ボードマーカーのイレーザー部分がはずせるかどうか試してみてください。
はずせるようであればOKです。

RIMG0001
イレーザーの形状もさまざま。

 

次にはずしたイレーザーの形状を見てください。
正方形であれば4面が、長方形であれば2面が使えます。

RIMG0005
正方形だったり長方形だったり・・・とりはずせないものもあります

 

「nu board」に添付されている「PILOT ボードマスターS 極細」は、フェルトを取り外すことができますし形状は正方形です。

RIMG0008

1面が汚れていてもフェルトの向きを変えれば、買ったときと同じきれいな状態で使うことができます。
汚れのない面が外側にくるようにボードマーカーにセットしてください。
フェルトの差し込み口に押し込まれていた部分がつぶれて変形している場合もありますが、実用面では全く問題ありません。

”フェルトの汚れが気になるのでインクが切れたら新しいマーカーに買い替えているよ”

という皆さま。
買い替えるのではなく、カートリッジとともにフェルトの向きも変更してみてください。

では、KJでした!

投稿情報: 14:55 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

2019/01/21

小物入れにもなるホワイトボード

こんにちは、KJです。

昨年の今頃にも当ブログでレポートしましたが、11月下旬のブラックフライデーから始まるアメリカのクリスマスセールが12月23日で終わりました。
当社も2年前からアメリカのAmazonで販売をしているのですが、通常月をはるかに上回る勢いで一気に商品が売れてゆきます。
それはまるで誰かがスイッチを押したかのようでもあります。

そんなセール期間も終わり現在は落ち着いた状態にあるのですが、当社の「nu board」がホワイトボードカテゴリーに属していることもあって、ホワイトボードでどんな商品が売れているかときどきチェックしています。

基本的には日本とアメリカで大きな違いはありません。ベーシックな壁に掛けるタイプのものが人気があります。
大きさとしては A2判大の17 x 23インチ(43cm x 58cm)】のものが一番人気で、A1判大のものがそれに続きます。
価格もA2判大のものが18ドル、A1判大のものが32ドルですから、日本とほぼ同じくらいの価格帯です。

なお、日本で人気のあるシートタイプのものはあまり販売されていませんし、nu boardのようなノートタイプのものは”ノートカテゴリー”に出品されていることが多いようです。
ちなみにnu boardはホワイトボードカテゴリーで販売しています。

さて、そんな中、ちょっと変わった商品が目につきました。

Quartet Glass Whiteboard Desktop Computer Pad with Storage Drawer, 18" x 6", White Dry Erase Surface (GDP186)

*ここには商品写真を掲載できないので上のリンクからご確認ください。

ホワイトボードカテゴリーで常にベスト20に入っている人気商品です。
2016年11月からアメリカAmazonで販売されているようなのですが、これをはじめて見たときは非常に驚きました。
なぜかというと、ちょうど1年くらい前・・・2015年11月から2016年1月にかけて筆者が企画・試作した商品に形がとても似ていたからです。

RIMG0018

RIMG0019

筆者が企画していたのはモニターとキーボードのあいだに置いておける単なる細長い小物入れで、蓋の部分にホワイトボード機能を持たせることは考えていませんでしたし、物入れの部分の構造も大きく異なりますが、雰囲気はそっくりな気がします。
想像するに、この商品を企画した人もモニターとキーボードのあいだのスペースに注目したのではないでしょうか。

残念ながら筆者が企画した商品は価格面などの問題もあっ商品化されることはありませんでしたが、今になって考えるに「もうちょっと深く掘り下げて考えるべきだったなぁ・・・」とちょっと反省しています。
しかし、同じようなことを考える人っているんですね。トホホ・・・

以上、KJでした。

 

 

投稿情報: 15:56 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

2018/12/05

2018年のボツ企画を振り返る

こんにちは、KJです。

時の過ぎるのは早いもので、「そろそろブログを更新しないと・・・」などと考えているうちに、あっという間に12月になってしまいました。

師走を迎え、自分のこの1年を振り返ってみるに、オリジナル商品の企画があまり進まなかったという反省があります。
ここでいうオリジナル商品とは、文具店さんで販売されている商品のほか、企業がイベントの際に配布するノベルティ商品も含みます。
企画会議に提出したものの不採用になってしまったものもありますし、「これはどうも今ひとつだな」と思い、自分自身でボツにしてしまったものもあります。

というわけで、今回は「2018年のボツ企画を振り返る」と題して、筆者が考えた商品案をいくつかご紹介していきます。

 

おみやげメモ
ノベルティ用として企画した商品で、旅行や出張に行ったときのおみやげを配る際に使うメモです。
メモの絵柄がフランス料理のフルコースだったり和食のお膳になっていたりしたら面白いはず!と企画したのですが、企画会議では「あはは・・・」で終わり。
また、お饅頭にしろお煎餅にしろ、お土産ってそれなりに大きいものが多く、写真のお皿の上に載せるにはメモ自体をかなり大きくしなければならないのも問題だったように思います。

おみやげメモの写真

いっぱい書けるけど飛び出る部分が小さいのでノートや本に貼ってもスッキリ見えるふせん
タイトルそのまんまの企画ですが、そもそも付箋にそんなにたくさん書く人っているのか? そんな需要あるのか?という・・・。

いっぱい付箋の写真

いっぱい付箋を本に貼った写真


25ミリふせん
25ミリの正方形のふせん。ふせんって基本的には細長い形をしていますが、狭いスペースに小さく貼りたいというシーンがあるのではと考えて企画。どうでしょうか?

25ミリふせんの写真


ちょっと高そうなふせん
革製のカバーが付いたふせんで、ノベルティとして企画したもの。ハトメの下にシミシン目が入っており「ピリッ!」とちぎって使います。高級感があるので、もらった人が喜んでくれるのではと思ったのですが・・・。

ちょっと高そうなふせんの写真


ペンホルダー付きノート
表紙にペンをはさむゴム紐がついているノート。サンプルは有名なドイツのALFI社のフィギアをイラストとして使ったもの。ほかにも魔法使いが箒(ペン)にのっているように見えるイラストにするなど、いろいろなシチュエーション展開ができるのはと考えたですが、社内の反応は今ひとつという・・・。

ペンホルダー付きノートの写真


思いでノート
いくつかある製本形式のうち、アジロ製本方式を使って作るノート。小口(綴じ側と反対側の部分)側が開いており、旅行のパンフレットなどを挟んでおけるノート。ページの下部が袋状になっています。小口が空いているので資料が入れやすいのですが、そのままだと挟んであるものが落ちてしまうので、表紙に丸タックを付けました。社内の女性陣に意見を聞いてみたのですが、評価は今ひとつという残念な結果に・・・。
製造面で見ると一度小口側を仕上げてから製本することになるため、ちょっと面倒かもしれません。

 思いでノートの表紙の写真

Omoide-2


メモパッド
特別な機能・・・というより、デザインとしての面白さがあるのではと考えて企画。
左上の三角形の部分の下にミシン目がある。三角形の部分は革などにしてもカッコいいのではと考えたのですが、製造するにはちょっと手作業が増えそうということで企画会議には出しませんでした。

メモパッドの写真

メモパッドを開いた写真


ホワイトボード付きデスクスタンド
三角形の部分にスマートフォンや名刺を立てたり付箋を貼ったりできるツール。手前の白い部分がホワイトボード。自作してしばらく使ってみたのですが、デスクでそれなにのスペースを取ってしまうのが最大のネック。下の写真は通常のメモタイプとして企画。

ホワイトボード付きデスクスタンドの写真

メモ付きデスクスタンドの写真

・・・・

さて、ここまで2018年のボツ企画を紹介してきました。
実はもっとほかにもたくさん(くだらなさすぎて紹介できないもの)あるのですが、今回は数あった企画の中から絞って紹介させていただきました。

商品化するにはコストや製造工程のことなど考慮しなければならないハードルがいくつもあり、残念ながらボツになってしまうことが多いのも事実です。

ただし、そうはいっても自分で考えた企画が形となっていくのは何物にも代えがたい喜びがあります。
めげずに来年も頑張ろうと、改めて思っています(笑)。

では、KJでした!

投稿情報: 14:41 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

2018/09/13

ストーンペーパーにフリクションで書いてみた

こんにちは、KJです。

いきなりですが、ストーンペーパーという用紙をご存知ですか?

文字どおり石を原料とする紙で、今回の記事で使うストーンペーパーは石灰石からできています。
紙を作るにはたくさんの木材と水が必要ですが、ストーンペーパーであればもちろん木材は必要ありません。さらに、メーカーさんの説明によると、使用する水は何と98%も削減できるそうです。

さて、今回の企画はそのストーンペーパーにフリクションボール(PILOT)を使ってみようという試みです。
前回のブログ(nu boardにフリクションで書いてみた)でも紹介しましたが、フリクションボールで書いたあと水拭きできるノートが販売されています。

フリクションボールなら通常のボールペンと同じように小さな文字やイラストを書くこともできますし、カラーバリエーションも豊富です。
唯一気になる点といえば、広い面積を消す際にちょっと大変かも・・・というところですが、水拭きできれば一度に広い面積を消すことができますから、ホワイトボード的な使いかたもできます。これって、すごく便利ですよね。

ずっと気になっていたこともあり、例のアメリカ発のノートとほぼ同じ機能を持つ類似品が他のメーカーから発売されていたのでさっそく購入してみたのですが、ここで意外に事実に気がつきました。

それは・・・

 

ストーンペーパーであれば

フリクションボールで書いた文字を

水拭きできる!

 

という事実です。

購入したノートですが、使用する前は「さぞやすごいテクノロジーが使われているのに違いない」・・・そう思っていました。
ところが届いたノートを調べてもそれらしき気配がありません。
唯一気づいたのが「使用されている用紙がストーンペーパーである」ということだけでした。
モノは試しと手元にあったストーンペーパーにフリクションボールで書いて水拭きしたところ、見事に消すことができました。

「これは面白いかも!」ということで、さっそく工場にストーンペーパーを使ったノートのサンプルを作りをお願いし、、他の油性ペンや水性ペンだとどうなるかテストしてみました。

RIMG0006
使用した筆記具

 

RIMG0016
ストーンペーパーで作成したノートにそれぞれのペンで記入

 

<使用したストーンペーパーと筆記具>

・ストーンペーパー
LIMEX 200μソフト

・使用したフリクションボール
フリクションボールノック 0.5 / フリクションライト蛍光ペン / フリクションカラーズ

・水性ペン
ZEBRA 水拭きで消せるマッキー極細 / ぺんてるサインペン / トンボ鉛筆水性サインペン / ZEBRA SARASA CLIP 0.5

・油性ペン
ZEBRA マッキー極細 / STAEDTLER permanent Lumocolor F / 三菱鉛筆 証券細字用ボールペン

・ホワイトボードマーカー
Pilot ボードマスターS / nu board ホワイトボードマーカー

 

結果は次のとおりです。
注1) ウェットティッシュを使用していますがアルコールなどは含まれていません。
注2) 以下は書いてから1時間経過後に水拭きした結果です。

RIMG0021

RIMG0024

水拭きで完全にきれいに消せたのはフリクションシリーズだけでした。インクに秘密があるのかもしれません。
筆圧を強くすると用紙に筆跡が残りますが、気になるほどではありません。
水拭きで消せるマッキーについては、黒はほぼきれいに消えましたが、赤と緑は薄くインクの跡が残ってしまいました。

nu boardホワイトボードマーカーについては、書いた直後はきれいに消えましたが、およそ10分程度経過後には消えなくなってしまいました。
これはストーンペーパーの表面に特に加工をしていないため、インクが用紙にしみこんでしまったものと考えています。

なお、今回のテストはそれぞれのペンでストーンペーパーに書いてから1時間経過後の結果です。
数日、数週間、あるいは数ヶ月経過後にどのような結果になるかは、今後も調べていくつもりです。
また、フリクションボールと同じ機能を持つユニボール R:E(uni)の場合はどうなるのかも気になるところです。

ちなみに、当社が8月に発売した「nu board TCN32」は、超極細のnu boardホワイトボードマーカーが添付されており、水拭きすることができます。
さらに、ホワイトボードマーカーも使えますので、ノートとホワイトボード的な使いかたを両立させたいという方はぜひお試しください。

なお、株式会社パイロットコーポレーションさん、株式会社TBM(LIMEX製造元)さんでは、上記の結果を保証したり使いかたを推奨しておりません。
あらかじめご了承ください。

では、KJでした!

 

その後の経過について

5日後(9/18):フリクションボールのみ消去可能
RIMG0001

14日後(9/27):フリクションボールのみ消去可能
IMG_6696

30日後(10/12):1ヶ月経過後もフリクションボールは消去可能
RIMG0017

投稿情報: 16:12 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

2018/06/08

nu boardにフリクションで書いてみた

こんにちは、KJです。

アメリカ発のユニークなノートが注目をされています。
クラウドファンディングで記録的な金額を集めたということで大きな話題になり、先ごろ日本でも発売されました。

メーカーの説明によるとアプリを使ってDropboxやEvernoteなどのクラウドサービスにデータを保存したり、1000回以上も書いたり消したりできるそうです。
繰り返し何度でも使える・・・この説明だけ聞くとホワイトボード的ななにか?といった感じですが、実はちょっと違います。

何が違うかというと、筆記具にホワイトボードマーカーを使うのではなく、パイロットさんのフリクションボールを使う点にあります。
書いたものを消す際は濡れたタオルで拭くだけでよいとのことなので使い勝手もよさそうです。

フリクションボールでしたら線の太さやカラーバリエーションも揃っていますし、どこででも購入できますから、これが使えれば非常に便利です。

ということで、「nu boardでフリクションボールを使うとどうなるのか?」という素朴な疑問から、簡単なテストをしてみました。

テストに使用したのは、nu board JABARANとフリクションボールノックの0.5mmの黒と赤です。

RIMG0010

まずは、JABARANに文字を書いてみました。
普通に書くとややインクのノリが悪いように感じます。インクをボード面にゆっくりとのせていくくらいの感覚で書くと、きれいに書けました。また、インクが乾くまで多少時間がかかりますが、ストレスを感じるほどではありません。

RIMG0004

消去性ですが、付属のゴムで擦ると普通に消えます。このあたりは特に問題なさそうです。

RIMG0005

続いて、乾いた柔らかい布でこすってみました。こちらの方法でも比較的キレイに消すことができましたが、多少、汚れが残ってしまう部分もありました。

布を水で湿らせた状態で拭くと先ほどの汚れもきれいに消すことができました。

RIMG0007

ただし、ここで一つ問題が・・・。

写真だとややわかりづらいかもしれませんが、筆圧を強くするとボードに凹みが残り、うっすらと文字が見えてしまいます。
冒頭にも書きましたが、書く際はインクをのせていくぐらいの感覚で書いていくのがコツのような気がします。

RIMG0008


ということで、nu boardとフリクションボールの組み合わせをテストしてみましたが、本格的に使用するにはまだまだ課題がたくさんありそうです。


今回使ったフリクションボールは0.5mmのみで、これより細いとどうなるのかも気になります。
さらに、書いてからどのくらいの時間・日数が経過後もきれいに消せるのか?といった点も試していません。
ひょっとすると、このブログを参考に試してみようと考えている方がいらっしゃるかもしれません。
さまざまなトラブルが起こる可能性がありますので、テストする際は十分に注意するようお願いいたします。

では、KJでした。

投稿情報: 15:36 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

2018/06/05

薄型ホワイトボードA3判、好評発売中です!

こんにちは、KJです。

さて、いきなりですが「アクティブラーニング」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。

”教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。”

上記は中央教育審議会 (2012年(平成24年)8月28日). の答申「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」の用語集に記載されたアクティブラーニングの定義です。

要するに、いわゆる座学を中心とした従来のスタイルではなく、生徒が主体的に授業に参加し考える力を育てていこうとする学習方法です。
もともとは大学を想定したものだったようですが、今後は保育園、子ども園、幼稚園などの幼児教育のほか、小学校にも取り入れられていくようです。

そのような状況のなか、新しい学習指導要領がめざす「主体的・対話的で深い学び」を授業で実現するためのツールとして注目されているのがホワイトボードです。

当社ではnu boardの派生商品として、紙製薄型ホワイトボードを製造・販売しています。
これまでも小学校のホームルームなどで活用されていましたが、アクティブラーニングの広がりを受けて「A4判よりもっと大きなサイズはないですか?」という問い合わせを数多くいただくことがきっかけで、今回、A3判を発売することとなりました。

Usugata_a3_a4_1

紙製 薄型ホワイトボードの詳細・価格

一般的にホワイトボードは簡単に書いたり消したりできるため、自分の意見を人に伝える際の心理的な障壁が低くなる傾向があります。
また、きちんとした文章にできなくても、ボードにキーワードを書いておくだけで、それを起点としてディスカッションすることもできるため、参加型を目指すアクティブラーニングにマッチしたツールであると思います。

筆者も葛飾区のある中学校を訪問したことがあります。
その際に先生からホワイトボードを授業で活用すると以下のような効果があると教えていただきました。

<生徒に起きた変化>
・ 生徒が自分の考えを自由に出し合える雰囲気が生まれる
・ 生徒一人ひとりが自分の意見を出しやすくなる
・ グループワークで生徒が主体的に議論に参加するようになる

<教員側のメリット>
・一人ひとりの考えや理解度を把握できる
・ 生徒の学習の補助がしやすくなる
・ 全員参加型の授業を実感できる

アクティブラーニングにより学習スタイルが大きく変化することが予想されます。
すでに全国の小・中学校より数多くのご注文をいただいております。
少しでも気になった方はぜひ当社までお問い合わせください。

お問い合わせ先:
欧文印刷株式会社 第2お客様担当部
TEL:03-03817-5953

では、KJでした。

投稿情報: 14:49 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

2018/06/04

Amazonでnu boardブラックボードタイプの販売を開始しました

こんにちはKJです。

弱視のかたが筆談する際に使えるアイテムとして「nu boardブラックボードタイプ」の販売を5月28日よりAmazonにて開始しました。

A4_black_1
Shin_black_1

聴覚障害をお持ちのかたから「弱視の友人が筆談に使えるツールを探しているのだが、nu boardのブラックボードタイプを作ってもらえないか」と問い合わせをいただいたのがきっかけです。

弱視の方にも使えるヌーボードに関しては以前にも企画したことがあるのですが、使いやすい白のマーカーが市販されていないことから商品開発は見送っておりました。
通常はブラックボード用のマーカーを使うことになると思うのですが、水拭きするとインクの汚れがボード全体に広がるため、使いにくいのではと考えていたためです。

いろいろお話を伺っているとマーカーに関しては使いづらさはあるものの、インクが乾いたあとはティッシュで拭き取ることができるのでそれでも良いとのこと。
それならば・・・ということで、とりあえず当社が製造・販売している「消せる紙ブラック」を使って、A4判を10冊、新書判を10冊だけ作ってみました。
材料に関してもオリジナルで作るとなると非常に高価なものとなってしまうため、ボード意外の材料はすべて現状のnu boardを使用しています。

なお購入される際は、本製品にマーカーは添付されておりませんので、市販のブラックボード用マーカー(水ぶきできるタイプ)をお買い求めください。

KJ

投稿情報: 11:12 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙, 触図・点字 | 個別ページ

リブログ (0)

2018/02/20

池袋のロフトさんで「文具 働き方改革」コーナー展開中です

こんにちは、KJです。

西武池袋店にある池袋ロフトさんで、ステーショナリーディレクターとして活躍中の土橋正さんがディレクションした「文具 働き方改革」というコーナーが展開されていると聞き、さっそく見学に行ってきました。

Seibu

Flor

 12階の文具売場まで上がるとすぐ目の前に「「文具 働き方改革」というパネルが目に入ります。
(以下店内の様子は土橋さんが撮影した写真をお借りしました)

Main

生産性を向上させる文具50アイテムを「書類整理が楽しくなる」、「小さいけど実力派」など、8つのシーンごとに提案しているということで、当社の「nu board」は「プレゼンの味方」というコーナーにありました。

 

各コーナーの中で特に私の目を引いたのは、封筒で有名な山櫻さんが「+lab〔プラスラボ〕」というブランドで展開している「伝書紙」という一筆箋です。
あとで知ったのですが、この商品・・・土橋さんが商品企画をディレクションされたとのことです。

R0044835

他にもジャバラ折りのノートなど、ユニークな商品がありました。

さて、そんな中、会場内を歩いていると、コクヨMVPさんの「TOTONOE」ブランドから発売されている「Carry Board」という商品を発見!
分類的には”ジョッター”ということになるかと思うのですが、私は名刺入れとして購入しました。

RIMG0006

RIMG0011

というのも、私自身、日常的に名刺交換をする機会が少ないこともあってか、名刺入れをどこかに入れ忘れてしまい必要なときに探しても見当たらない・・・いということが過去に何度かあり、ずいぶん慌てたことがあります。
「Carry Board」は名刺入れとしても使える(およそ5枚ほど挿入可能)ので、会社のデスクの引き出しに入れておけば「イザという時も安心」という目論見です。

 

<お知らせ>
今週末、土橋さんが今回セレクトしたおすすめの文具アイテムを直接ご紹介するイベントがあります。
ぜひお立ち寄りください。

■開催日時
2月24日(土)・25日(日) 各日
・午後1時~午後2時
・午後3時~午後4時
・午後5時~午後6時
※24日(土)は午後5時30分まで

■開催場所
ロフト池区袋店 12階=文具売場「文具 働き方改革」会場内

最新の情報は土橋さんのブログ 「文具ウェブマガジン pen-info」 をご覧ください。
http://www.pen-info.jp/

pen-infoで簡単に紹介しています。画像も添付します。
こちらの画像はSNSなどでお使いいただいてもOKです。
http://www.pen-info.jp/memo/event/20180214_13035.html

ではKJでした!

投稿情報: 16:44 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー | 個別ページ

リブログ (0)

2018/02/01

米国Amazonで1年間販売してわかったこと

こんにちは、KJです。

米国Amazonでnu boardの販売を開始してからちょうど1年が経ちました。

最初の頃は言葉の問題もあり、業務をきちんと回していけるか不安もありましたが意外となんとかなるものです。

とはいっても管理画面は日本語化されていますので、基本的な部分では日本でやってるのとあまり変わりません。
時々購入者やAmazon自体から長文の英文メールが届くことがありますが、これもGoogleの自動翻訳の精度が向上したこともあって、ほぼ困ることはありません。(ディープラーニングえらい!)

とりあえず1年間にわたって越境ECと呼ばれることをやってみたわけですが、短い期間ながら日本との違いというか、国民性的な部分も垣間見えてきました。

具体的には次のふたつです。

1.返品率が高い
2.サイバーーマンデー以降の盛り上がりは異常

7e0f9019e93f14ad124085b6a75ffaf3_s

まずは返品率の件です。
日本のAmazonで自社商品を売り始めてから約10年になりますが、ユーザーさんからの返品というのはほとんどありません。
商品特性による違いもあるとは思いますが、少なくとも当社においては、1年間で1回あるかないかというレベルです。
というか、ここ数年は返品された記憶がないです。

でアメリカはどうかというと、過去90日間の統計で2%、30日間ですと3%になります。
数字だけ見るとさほどという感じですが、感覚的には毎日数件の返品があるという感じです。
特に11月から12月にかけてのホリデーシーズンに購入した商品は1月末まで返品可能(11月に買った人は何と最長 2ヶ月 3ヶ月間!)ということもあって、1月に入ってからの返品の多さには驚きました。

購入者が返品する際は返品の理由を記載しなければならないのですが、これもまた面白いというか「えっ?」というのがあったりします。

<主な返品理由>

・サイト上の説明と違った
・都合により必要が無くなった
・間違えて注文した
・お届け予定日までに届かなかった

「サイトの説明と違った」というのはどういうことなのかよくわかりませんが、「都合により必要が無くなった」というのはある意味正直というか・・・・
聞くところによると、アメリカの通販業界では返品は当たり前らしいです。
とりあえず買ってみて気に入らなければ返品すればいいというような文化があるそうです。

次にサイバーマンデー以降の盛り上がりですが、これはほんと凄いです。
アメリカで一番商品が売れる期間なのですが、ある種のフィーバーと言ってもいいような状態が11月下旬からクリスマス前日頃まで続きます。
日本でも9月にプライムデーがありますが、当社の場合ははっきり言って売上にはほとんど影響はありません。

ところがアメリカは違います。めちゃくちゃ売れます。当社の場合ですと通常月の数倍にも・・・。
商品を送っても送ってもかたっぱしから売れていきます。
「買えるものなら何でもいいや」といった感じで買ってくださっているような雰囲気さえ漂っていました。
で、そんな中、12月の中旬にはとうとう在庫切れを起こしてしまいました。
在庫が豊富にあったならと思うと残念としか言いようがありません。(トホホ・・・)

そうはいっても、おかげ様で1月に入っても好調な状態が続いているので、今後が楽しみです

これ以外にも面白いトピックはいろいろあるのですが、それはまたの機会にということで・・・。

ではKJでした!

 

 

 

投稿情報: 16:37 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー | 個別ページ

リブログ (0)

2017/12/22

子どもが変わる!ホワイトボード活用術

こんにちは、KJです。

今日はちょっと嬉しいご報告を・・・。

臨床発達心理士の資格を持ち、現在は香川県で特別支援学校の教諭として勤務されている、西村健一さん・越智早苗さんの執筆による本が読書工房さんから発売されました。

Howaitoboard

子どもが変わる!ホワイトボード活用術
(見る・聞く・書く・話す・参加するために)

  • 西村健一・越智早智 著
  • B5判 108ページ(一部カラー)
  • 定価:2,000円+税
  • 2017年11月30日刊行
  • ISBN-10: 4902666367
  • ISBN-13: 978-4902666366

 

学校にはたくさんの子どもが通っていますが、なかにはさまざまな障害を持つ子どももいます。
文字を書くのが苦手、筆算ができない、先生の話は理解できるがすぐに忘れてしまう、ものごとに集中できない・・・などのほか、手指がうまく動かせない、といった身体の障害を持つお子さんもいます。

特別支援教育の専門家として、幼稚園や小・中学校の先生から年間100件近くの相談を受けてきた西村さん・越智さんの経験をもとに、さまざまな障害を持つ子どもたちにホワイトボードを使って支援するアイデアが、障害の背景とともに詳しく説明されています。

いわゆる通常の小型ホワイトボードを使ったアイデアが20個、ノート型のホワイトボードとして当社のnu boardを使ったアイデアが27個と、さまざまな工夫をこらした事例が写真とともにわかりやすく掲載されています。

RIMG0003

私も一読して「こんな使い方があったのか!」と驚いてしまったアイデアがたくさんありました。
特にnu boardを使った例では、「透明シート」がとても効果的に使われているなと思いました。

2年前の9月になりますが、著者の西村さん・越智さんが東北地方での学会に向かう途中、東京駅で待ち合わせをしてお話させていただいたこともあり、今回お二人の共著で出版されたことはほんとうに嬉しい限りです。

西村さんがたまたまnu boardを見つけてくれたことからこの本が生まれたわけですが、これも何かの縁でしょうか・・・当社で印刷することとなり、2重、3重と喜びとなりました。

読書工房さんのホームページやAmazonで購入できます。
多くの方に知っていただきたい本です。

  • 読書工房
  • Amazonで購入

 

では、KJでした!

投稿情報: 15:08 カテゴリー: CANSAY nu board, お知らせ, ダイアリー, 消せる紙 | 個別ページ

リブログ (0)

次 »

最近の記事

  • ボードマーカーのイレーザーってどうしてます?
  • 小物入れにもなるホワイトボード
  • 2018年のボツ企画を振り返る
  • ストーンペーパーにフリクションで書いてみた
  • nu boardにフリクションで書いてみた
  • 薄型ホワイトボードA3判、好評発売中です!
  • Amazonでnu boardブラックボードタイプの販売を開始しました
  • 池袋のロフトさんで「文具 働き方改革」コーナー展開中です
  • 米国Amazonで1年間販売してわかったこと
  • 子どもが変わる!ホワイトボード活用術

カテゴリー

  • CANSAY nu board
  • お知らせ
  • ダイアリー
  • ブログ製本(MyBooks.jp)
  • 消せる紙
  • 触図・点字
See More

2019年1 月

日 月 火 水 木 金 土
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

  • 2019年1 月
  • 2018年12 月
  • 2018年9 月
  • 2018年6 月
  • 2018年2 月
  • 2017年12 月
  • 2017年10 月
  • 2017年9 月
  • 2017年8 月
  • 2017年6 月

もっと見る

関連サイト

  • ヌーボード Facebook
  • 欧文印刷株式会社
  • Obunprinting.Com
  • nu board (ヌーボード)
  • 欧文印刷スタッフブログ
  • Powered by Typepad