こんにちは、KJです。
当社では毎年6月に、「ひとり一人の目標」と題した冊子を作成し、社員全員に配布しています。
こう書くといわゆる人事評価制度の一つである目標管理制度を思い浮かべるかたが多いと思いますが、実は趣旨が大きく異なります。
「常に笑顔でお客様に挨拶する」、「苦手なことにも逃げずに挑戦する」・・・などのような、"こころがけ" 的な目標でもいいですし、「売上目標を達成する」といった業務に直接関係するような目標でもOKです。
要するに、年度のはじめに何かひとつでもいいから社員ひとり一人が目標を考え、その目標を達成できるよう努力しよう・・・そういった趣旨のもとに行われています。
私の手元に残っている冊子の中で最も古い2007年版の巻頭に、当時の和田社長(現会長)の言葉が記載されていました。
目標を立て、実行し、なんとか達成する。
この繰り返しからしか成長はあり得ない。
短い文章ですが、この制度の目的を端的に言い表しているかと思います。
この制度がいつから始まったのか記憶があいまいですが、2007年からスタートしたとすると今年で13年目を迎えたことになります。
冊子の体裁も2007年から2013年までは縦組み(右開き)、2014年から現在までは横組み(左開き)と変化しています。
ちなみに自分がこれまでどんな目標を立てていたのか改めて読み直してしてみたところ、最初のころは「部門目標を達成する」や「後輩のフォローを積極的に行う」といった内容が中心でしたが、nu boardを発売した2011年ころからは「商品の販売促進に努める」や「新商品を開発する」など現在の仕事内容に関係する目標が多くなっています。
13年のあいだに、自分がどのようなことに力を入れてを仕事をしてきたかが良くわかります。
また、冊子をめくっていくと、ほかの人たちがどんなことを考えていたのかを知ることができるのも興味深いです。
すでに定年退職された方の文章を見ると懐かしくもあります。
冊子という形で残っていて良かったなぁ・・・そう思ったのでありました。
KJ