こんにちは、KJです。
時の過ぎるのは早いもので、「そろそろブログを更新しないと・・・」などと考えているうちに、あっという間に12月になってしまいました。
師走を迎え、自分のこの1年を振り返ってみるに、オリジナル商品の企画があまり進まなかったという反省があります。
ここでいうオリジナル商品とは、文具店さんで販売されている商品のほか、企業がイベントの際に配布するノベルティ商品も含みます。
企画会議に提出したものの不採用になってしまったものもありますし、「これはどうも今ひとつだな」と思い、自分自身でボツにしてしまったものもあります。
というわけで、今回は「2018年のボツ企画を振り返る」と題して、筆者が考えた商品案をいくつかご紹介していきます。
おみやげメモ
ノベルティ用として企画した商品で、旅行や出張に行ったときのおみやげを配る際に使うメモです。
メモの絵柄がフランス料理のフルコースだったり和食のお膳になっていたりしたら面白いはず!と企画したのですが、企画会議では「あはは・・・」で終わり。
また、お饅頭にしろお煎餅にしろ、お土産ってそれなりに大きいものが多く、写真のお皿の上に載せるにはメモ自体をかなり大きくしなければならないのも問題だったように思います。
いっぱい書けるけど飛び出る部分が小さいのでノートや本に貼ってもスッキリ見えるふせん
タイトルそのまんまの企画ですが、そもそも付箋にそんなにたくさん書く人っているのか? そんな需要あるのか?という・・・。
25ミリふせん
25ミリの正方形のふせん。ふせんって基本的には細長い形をしていますが、狭いスペースに小さく貼りたいというシーンがあるのではと考えて企画。どうでしょうか?
ちょっと高そうなふせん
革製のカバーが付いたふせんで、ノベルティとして企画したもの。ハトメの下にシミシン目が入っており「ピリッ!」とちぎって使います。高級感があるので、もらった人が喜んでくれるのではと思ったのですが・・・。
ペンホルダー付きノート
表紙にペンをはさむゴム紐がついているノート。サンプルは有名なドイツのALFI社のフィギアをイラストとして使ったもの。ほかにも魔法使いが箒(ペン)にのっているように見えるイラストにするなど、いろいろなシチュエーション展開ができるのはと考えたですが、社内の反応は今ひとつという・・・。
思いでノート
いくつかある製本形式のうち、アジロ製本方式を使って作るノート。小口(綴じ側と反対側の部分)側が開いており、旅行のパンフレットなどを挟んでおけるノート。ページの下部が袋状になっています。小口が空いているので資料が入れやすいのですが、そのままだと挟んであるものが落ちてしまうので、表紙に丸タックを付けました。社内の女性陣に意見を聞いてみたのですが、評価は今ひとつという残念な結果に・・・。
製造面で見ると一度小口側を仕上げてから製本することになるため、ちょっと面倒かもしれません。
メモパッド
特別な機能・・・というより、デザインとしての面白さがあるのではと考えて企画。
左上の三角形の部分の下にミシン目がある。三角形の部分は革などにしてもカッコいいのではと考えたのですが、製造するにはちょっと手作業が増えそうということで企画会議には出しませんでした。
ホワイトボード付きデスクスタンド
三角形の部分にスマートフォンや名刺を立てたり付箋を貼ったりできるツール。手前の白い部分がホワイトボード。自作してしばらく使ってみたのですが、デスクでそれなにのスペースを取ってしまうのが最大のネック。下の写真は通常のメモタイプとして企画。
・・・・
さて、ここまで2018年のボツ企画を紹介してきました。
実はもっとほかにもたくさん(くだらなさすぎて紹介できないもの)あるのですが、今回は数あった企画の中から絞って紹介させていただきました。
商品化するにはコストや製造工程のことなど考慮しなければならないハードルがいくつもあり、残念ながらボツになってしまうことが多いのも事実です。
ただし、そうはいっても自分で考えた企画が形となっていくのは何物にも代えがたい喜びがあります。
めげずに来年も頑張ろうと、改めて思っています(笑)。
では、KJでした!