こんにちは、坂戸事業所 SKです。
先週に引き続き、9/12(日)に行われた 「第29回 富士見工業団地野球大会大会」 最終日の模様をレポートします。
当日は、まず準決勝2試合が行われ、勝ち抜いたチームがすぐに決勝戦を行う 「ダブルヘッダー形式」 で戦いました。
【 準決勝 】
我々の対戦相手はK社さん。何かとお世話になっている同業者さんです。
顔見知りも少なくないので、試合前には和気あいあいとした雰囲気でしたが、試合が始まると空気は一変。互いに負けたくない気持ちがぶつかり合います。
まずは初回。先攻の我々は先制したいところ。
1、2番が倒れた後の3番・H本がレフト線を破りランニング・ホームラン!幸先良く先制に成功します。
その裏の守り、ピッチャーは先週と同じく、先ほどランニング・ホームランのH本。
先頭打者への3球目、ストライクを取りに行ったところを狙い撃ちされます。
打球はレフトを越えていき、ランニング・ホームラン。
いきなり追いつかれてしまいます。
その後、エラーやヒットが重なり一挙6点を奪われてしまいました。
(なんだか、いつもこんな展開ですみません。)
2回の表の攻撃。
8番S木のタイムリーヒットと、押し出しフォアボールなどで3点を返します。
点差は2点。立ち上がりを攻められ大量得点を取られてしまった我々ですが、例によって、負けるなどとは全く思っていません。2回裏は相手打線を0点に抑えます。
3回の表。2アウトながら満塁とし、バッターはK藤。
前回のレポートでも少し説明しましたが、このK藤、この大会限りで引退(退社)と言う事で、打席に立つ彼を見つめる我々も、いつも以上に期待を込めて見守ります。
ツーボール、ツーストライクからの5球目。
バットがゴルフのドライバーかのごとくしなるようなスイングで、ジャストミート!
打った瞬間に外野を越えると思いました。
見事な逆転満塁ランニング・ホームラン!!
ダイヤモンドを一周し、ベンチでK藤をハイタッチで迎えます。
この試合に勝って、何とかもう一試合このK籐と野球をしようと、チームが更にまとまります。
逆転に成功し、2点勝ち越した我々はその後追加点こそありませんでしたが、5回に必勝リレーでピッチャーをH本からI川にスイッチ。
K藤が取ってくれた2点を死守し、8対6で勝利!決勝戦へと進みます。
やったなK藤!!
【 決勝戦 】
第一試合をまたまた逆転で勝利した我々は、30分の休憩後、決勝戦を迎えます。
休憩とは言え、まだまだ暑い残暑の中でのダブルヘッダーは体力的に厳しい物があります。
休憩のあいだ、第一試合で調子の悪かった選手を下げ、代わりの選手をスタメンで使い、早めの交代で戦おうとキャプテンと相談します。
そんなこんなで、30分はあっという間に過ぎてしまいました。
我々にとっては、この大会初めての決勝戦。相手は昨年の覇者T社さんを接戦で下し、順当に駒を進めてきた、準決勝/決勝戦の常連でもあるK社さんです。
初めての決勝戦という緊張と、本日2試合目の疲れの中、決勝戦が始まりました。
後攻めの我々は、初回表を0点に抑えます。
しかし裏の攻撃も0点、相手の好手になかなか点は取れない雰囲気です。
試合は2回に動きました。
表を0点にしのいだその裏、ワンアウト1塁2塁のチャンスをつかみます。
ここでバッターはこの大会初出場のY嵜。
歳は私より上で、私の上司でもありますが、チームいちの俊足と、その年齢とは思えない運動神経で、バントヒットを得意としています。
最悪でもランナーを進塁、チャンスを広げたいところです。
1球目は見逃しボール!
2球目はスウィングするもチップしてファール!
3球目見逃しボール!
バットに当てて転がしてくれれば自分も生きられる足があります。
祈るように見つめる4球目は外角高めのストレート。
初めて見ましたY嵜の流し打ち!しかも打球は右中間を真っ二つ!!
メンバーの一人がみんなの気持ちを代弁します ウッソー!!
(滅多に見られないY嵜のでかいアタリにみんなビックリしてしまいました。)
しかもボールが内野に戻ってきた頃にはホームイン!
ランニング・スリーラン・ホームランで3点を先制します。
一気に流れをつかんだ我々は、その後もコツコツ追加点をあげます。しかし点差は関係ありません。何度もゲームをひっくり返し、逆転勝ちで進んできた我々にとって、点差が油断に繋がることをメンバーみんなが知っています。
最終回、ツーアウト、ランナー無し。バッターが打った打球は左中間へのライナー。
センターが追いつきキャッチ。スリーアウト、ゲームセット!!
終わってみれば7対0の完封勝利!
大会29回の歴史の中で、初優勝と言う快挙を達成するとともに、仲間の門出に花を添えることが出来ました。やったぜT橋さん!!
応援に駆けつけて頂いた、社長、H田さん、そしてS社社長。
2試合も応援して頂き、本当にありがとうございました。
猛暑の中、3週、4試合という短い日程でしたが、優勝という最高の形で締めくくることが出来ました。
また、会場に来られなかった方々からも、暖かい応援の声を頂きました。
この場を借りて御礼申しあげます。
<追伸:>
私たちは野球を通じて親睦を深め、揺るぎない信頼関係を築き、最後まで決して諦めることのない精神で、さらなる高みを目指し会社を盛り上げていこうと思っています。
どうかこれからも欧文印刷野球部の応援を、よろしくお願い致します。
SK